因島・尾道商工会議所会頭 新年の抱負

掲載号 15年01月01日号

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地方創生部会立ち上げ 因島商工会議所会頭 村上祐司

昨年、日銀の大胆な金融緩和策により急激に円安が進行したが、行き過ぎには憂慮しており、適正相場を期待します。又、TPP・少子高齢化・領土問題他難題が山積しており、先行きの不透明感は拭えません。

こうした中、当因島地区ではゆるキャラ「はっさくん」が大人気です。これを機にグッズの開発等経済効果に繋げていきます。又、造船2014年問題は解消され、逆に労働者の確保が難しく外国人労働者での対応も検討します。

又、政府は地方創生を重点としており、当所は早速因島創生部会を立ち上げ、海・空家・料理等うまく組合せ、島の魅力を高め、更にしまなみ海道のサイクリング・ウォーキングコースの好条件を内外にアピールし、交流人口の増加による活性化をめざします。


広域交流時代を迎えて 尾道商工会議所会頭 福井弘

国内外の経済環境は予断を許さない状況にあります。一方で、デフレ脱却の兆しが見られるものの、極度の円安の進行で原材料の価格高騰によるコスト高により、中小・小規模企業にとって一層の厳しさが予想されます。

幸い尾道は本年3月、「中国横断自動車道尾道松江線」が全線開通します。尾道は、しまなみ海道、山陽自動車道と共に高速交通体系の結節点として、名実共に瀬戸内の十字路として拠点性が確立されます。広域交流時代を迎え、交流人口の増加が見込まれる中、この拠点性を十分活かし更に農商工関係全般にわたる経済・商業圏の拡大広域ネットワークの構築等を新たな地域振興に向けて政経一体となって強力に推進して行かなければなりません。

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