高倉健さん逝去と衆院選

掲載号 14年11月29日号

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衆議院解散の翌朝の各紙一面は「不器用な男優」として名優だった高倉健さんの逝去の報が大きくあつかわれたことに世の移り変わりを肌で感じた有権者は多くいたことだろう。

国民がそっぽを向いているアベノミクスにしがみついている自・公与党だが、庶民の貧富の差は広がるばかり。日本の将来が見えてこないという声が高まるなかでの衆院選。今回は前回のような波に乗れるかどうか不安材料は目じろ押し。

先日のこと、溝手代議士が広島のある会合で第7選挙区ある県下の小選挙区で自民党が空席になったのは第6選挙区だけ。それも自民の小島敏文さんが比例代表で繰り上げ当選したので6区は野党候補の亀井静香さんと2人の郷土出身代議士を選出することができていると饒舌。これを耳にした亀井さん。まんざらでもない様子。それに後押しするように連合県連の推薦も決まっているようで13選に挑戦する環境は整っている。無所属出馬は初めてのことだが、それだけ地元へ張り付いての集大成となる。

(村上幹郎)

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