囲碁まつり女流秀策杯 藤沢里菜二段(15)優勝 全国のプロ・アマ65人
掲載号 14年02月01日号
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第64回本因坊秀策囲碁まつりの一環である第3回女流秀策杯が1月26日、尾道市のしまなみ交流館で開かれ、藤沢里菜二段(日本棋院)が優勝し、賞金50万円を手にした。準優勝(賞金20万円)は小西和子八段(関西棋院)。
決勝には中学生の藤沢二段とベテランの小西八段が進出。先番の藤沢二段が中押しで勝利した。
藤沢里菜二段(ふじさわりな)
日本棋院。平成10年生まれ。埼玉県出身。祖父藤沢秀行名誉棋聖門下。藤澤一就八段は実父。平成22年、11歳6ヶ月で入段。これは女流棋士特別採用最年少記録である。平成25年に二段。
出場したのはプロとアマ8人づつの16人。生駒市、大阪市、倉吉市、岡山市、江田島市、尾道市からアマ強豪8人が出場した。しかし1回戦で全員がプロに敗退した。
大会参加者は、秀策杯16人、アマによるクラス別競技会49人と見学者を合わせるとおよそ300人。クラス別競技会の出場者も県内を初め裾野がひろがっており、3回目を迎えた女流秀策杯がいっそう定着していることを示した。
公開対局の大盤解説 石井邦生九段(日本棋院)と聞き手・佃亜紀子五段(同)
全ての成績は次の通り。
【女流秀策杯】
- 藤沢里菜二段(日本棋院)
- 小西和子八段(関西棋院)
【Aクラス】
- 天方淑子(海田町)
- 木原淳子(広島市)
- 宮田史子(同)
【Bクラス】
- 中村智恵子(福山市)
- 畠瞳(広島市)
- 清水文子(東大阪市)
【Cクラス】
- 勝田智葉(広島市)
- 田中雅子(三原市)
- 渡辺典子(同)
【Dクラス】
- 塩見容子(尾道市)
- 舟橋典子(同)
- 半田綾(同)