チャイムソナーレ 10周年記念演奏会 350人聴き入る
掲載号 13年12月14日号
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トーンチャイムを演奏する「チャイムソナーレ」は8日、芸予文化情報センターで、結成10周年を記念して「クリスマスコンサート」を開催した。トーンチャイムは、アルミ合金製のパイプをたたいて共鳴させる楽器。それぞれのパイプが、ピアノの鍵盤に相当し、全員の音が集まってひとつの曲になる。
会場に350人が集まった。56本のトーンチャイムを駆使した演奏がなされ、その柔らく繊細に響く癒しの音色に聴き入った。演奏したのは11人。「愛の賛歌」「荒城の月」「ジングルベル」「聖夜～もろ人こぞりて」など13曲＝写真上。
特別ゲストは、元広島大学長で世界最高齢テノール歌手の原田康夫さん（82）＝写真下。新宅雅和さんのピアノ演奏で「城ケ島の雨」など9曲を披露した。
指導者の村上恵子さんは次のように語った。
「ピアノなど楽器の技量をすでに持っているメンバーが集まり、練習してきたより高い音楽性をめざした演奏をつづけ、それを根付かせたい」。
