参院選スタート 広島選挙区は2議席目を狙う野党間の争いに

掲載号 13年07月06日号

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自民党のあげ潮ムードで参院選は4日告示、21日投開票の日程でスタート。広島選挙区(定数2)は予想通り現職2人に新人4人が挑戦しての激戦区。

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だが、自民党県連から2議席を独占する声があがったほど野党の弱体化がとわれている。その野党が乱立したのでは自公に立ち向えないだろう。もっとも「ねじれ国会」と呼ばれる国民には理解できにくい図式が解消することも自公の役目でもある。

衆議員選が小選挙区制度になって党派代表は選べるが人物を選べなくなってきた―と不満を抱く有権者の声を聞く。与野党一議席を分かち合ってきた広島選挙区の今回選挙も激戦区といわれながらも2議席目を狙う野党間の争いに過ぎない。しかも前回選挙で民主党から立候補、連合広島の全面支援を受けトップ当選を果した現職が生活の党へ移り、民主党は連合から新人を擁立、昨日の友は今日の敵―。2番手の席を骨肉相食むことになった。このほか共産党、日本維新の会、幸福実現の党が他党との違いを訴える。

(村上幹郎)

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