瀬戸田博愛幼稚園 さつま芋の苗植え 福島にとどけよう

掲載号 13年06月29日号

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瀬戸田町の博愛幼稚園(土屋修二園長)の園児35人が7日、さつま芋の苗120本を植えた。昨年秋から園舎裏の空き地を借りて、花や野菜を育ててきた。園児たちは、1本、1本の苗を大切に植え、元気に育つようにお祈りをした。

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秋に収穫したさつま芋は幼稚園で食べたり、福島県いわき市の幼稚園に送ることになっている。畑が放射能で汚染されて、さつま芋を育てることができないという。

5月に夏野菜の苗をいわき市の幼稚園に送った。畑が放射能に汚染されている現状で、どのようにそれを栽培していくか、連携プレイが行われた。

苗は博愛幼稚園で育て現地に送る。受け取る側は購入した汚染されていない土をプランターに入れ、そこに苗を植える方法をとった。

いわき市の幼稚園はさらにふたつの課題に取り組んでいる。ひとつは汚染された砂場の砂の取替である。除染されているとはいうものの園児は砂場に座ることができない。

もうひとつは、花を植えるための安全な土とプランター購入。こうした努力に支援が始まっている。

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