台湾の高校生24人らが姉妹校の因島高を訪問 歓迎式典と交流授業

掲載号 13年06月01日号

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台湾の新北(しんぺい)市立安康(あんかん)高級中学の生徒24人と教員が28日、姉妹校提携を開始した因島高校を訪問した。

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高級中学とは日本の高校にあたる。昨年12月、古川正徳校長(当時)が台湾の同校を訪問し、姉妹校提携協定書に調印した。

歓迎式典が体育館であり全校生徒と職員が訪問団を迎えた=写真㊤。金山正行因島高校長は、「お互いの国と文化への理解を深め、国際交流を進めたい」と挨拶。松浦竜也生徒会長が歓迎の言葉を贈った。

安康高中の鐘雲英校長と2人の生徒代表がそれぞれ挨拶に立ち、「今度はぜひ台湾に来てください」と語りかけた。

昼食時は、因島高の海外交流委員会の生徒40人がともに食事をし、日本語、中国語、英語の混じった会話を楽しんだ。

午後からは、安康中の生徒が5班に分かれ、華道・茶道=写真右▽調理実習▽金属加工▽美術▽書道の授業に参加した。

この事業は、文科省の推進する「姉妹校提携による国際交流」の一環として取り組まれている。因島高は来年秋の修学旅行で安康高中を訪問する。

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