伝統の法楽舞 椋浦と外浦で勇壮に 沖縄の大学生も取材

掲載号 12年08月18日号

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お盆の15日、外浦町と椋浦町で伝統の法楽行事が行われた。

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隔年で行っている外浦町右では午前9時、同町の石切風切神社で最初の舞を行い住吉神社、地蔵院、干拓の池の順で進んでいった。水軍のいでたちの住民と子ども会60人が、幟を林立させ、鉦と太鼓にあわせて踊る姿に、町民から拍手が寄せられた。

広島県無形民俗文化財の椋浦町左の法楽踊りは午後4時に艮神社を出発。28番札所・大日寺などで踊ったあと、潮の引いた海岸で、武者姿の30人が勇壮な踊りを繰り広げた。この日、沖縄県立芸術大学の山本詩乃さんが、卒論「水軍と音楽」の取材のために椋浦町を訪れた。

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