新藤監督を偲び瀬戸田で企画展

掲載号 12年06月23日号

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5月29日に100歳で逝去した新藤兼人監督を偲ぶ企画展が、瀬戸田図書館で6月末日まで開催している。同町には、盟友であった俳優の故殿山泰司さんの実家がある。監督は1990年、自らが脚本を書いた映画「ドンマイ」の撮影のために因島を訪れた。そのときに写した、鏡浦町の姉の墓参り、宿舎の白滝山荘、講演会などでの写真、礼状、色紙が目を引く。

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展示されている関係書籍は次の通り。青春のモノクローム▽さくら隊散る▽いのちのレッスン▽ボケ老人と野良ネコチャー君の対話▽午後の遺言状▽愛妻記▽正伝殿山泰司三文役者の死▽ある映画監督―溝口健二と日本映画▽新藤兼人の足跡▽講座日本映画▽新藤兼人仕事に生きる▽世界の映画作家―日本映画史▽アートシアターパンフレット。

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