村上貢岡山商科大名誉教授 伊能忠敬の第五次測量 尾道・芸予諸島の足跡紹介
掲載号 12年04月14日号
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村上貢岡山商科大学名誉教授は、「尾道文化」第30号(尾道市文化協会・2012年3月31日=写真左=)に、「伊能忠敬の尾道周辺の測量」という論文を発表し、伊能忠敬の尾道・芸予諸島の足跡を紹介している。
伊能忠敬=写真右=は、第五次(文化三1806年)の山陽路測量の際に、尾道、愛媛県上島町、因島、生口島などを測量した。その一端を、「関係地域に残されていた史料や伊能忠敬の『測量日記』によって追跡」している。
そして、「こうして完成された尾道と芸予諸島の地図は、誇るべき瀬戸内海の文化遺産であるのではないいでしょうか」とまとめてる。