生口島原町の「寿楽園」民間移管に向け公募開始へ

掲載号 11年08月27日号

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尾道市は来年4月、養護老人ホーム「寿楽園」(生口島・因島原町)の社会福祉法人への民間移管のために公募を開始する。

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対象は市内の8社会福祉法人。あおかげ(ほたるの里、しまなみ苑)=因島▽新生福祉会(楽生苑)=瀬戸田▽尾道さつき会(星の里)=尾道▽原田ヒカリ会(ひかり苑)=尾道▽浦崎会(浦崎寮)=尾道▽ひらはら会(ひらはらの郷)=尾道▽高見福祉会(橘花苑)=向島▽華野福祉会(はなの苑)=向島。

2年前の事務事業評価において、「抜本的な見直し」と評価され、検討が進められてきた。民間活力の活用によって、入所者の福祉環境の充実を図りたいという。

9月1日~10月20日まで移管申請を受付。選定委員会が書類審査とヒアリングの結果をもとに11月に決める。その後、市議会で承認を受ける。

因島市寿楽苑が因島洲江町に開設されたのが昭和29年。原町に新築移転されたのが昭和58年。定員50人。

7月1日現在の入所者は因島27人、瀬戸田町16人、尾道市3人、三原市1人、府中市1人、東広島市1人愛媛県上島町1人の50人。年齢は65歳~99歳。

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