広島県無形民俗文化財 椋浦町法楽踊り 3年ぶりに海岸で舞う

掲載号 11年08月20日号

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600年前の村上水軍時代にルーツをもつとも言われ、「虫追い」や「疫病払い」の盆行事として継承されてきた、広島県無形民俗文化財・椋浦町法楽踊りが15日同町各所で行なわれた。

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同町保存会(西本茂樹会長)の住民32人が参加。今年は潮の関係で、3年ぶりに海岸での舞が披露されるとあって、華やかさがいっそう増した。

艮(うしとら)神社など各所で、「なーむあーみでーぼ」「とんだとんだ」のかけ声、鉦(かね)と大鼓にあわせ、太刀と扇子姿の男子が踊った。

新聞、テレビ局、大勢の写真愛好家のカメラが向けられた。町外からの見学者も訪れ、100人の住民でにぎわった。

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