統一地方選挙 ソフト面が争点
掲載号 11年04月02日号
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かたかったサクラの蕾がパッと咲きそうな気配。そんななか各自治体は財政難を抱えての統一地方選挙を迎えた。
造船城下町の因島。昭和28年の市制以来、代議士と県議は日立造船労組出身、市長は一般選出という仕組みになって民社王国とまで言われた。陳情政治の結果は功罪相半ばした。なかでも国・県道は隣接の御調郡向島町や豊田郡瀬戸田町に比べると建設の遅れが目立っていた。
造船不況で日立造船が新造船建造を撤退"島が沈む"とまでマスコミに報道され、因島大橋開通でドッと繰り込んだ観光客が狭い道でUターンできなく"二度と行くまい因島"とまで書かれた。こうしたこともあって、選挙構図が変わり南北を縦貫する大山トンネルが開通、島内幹線道路のネックだった三庄町の県道拡幅、中庄町の県営奥山ダムも完成、因島北部地区の畑地120戸29ヘクタールの農業用水が確保できた。
ハード面に対し観光文化のソフト面はいま一つ。選挙を通し市民の声に耳を傾ける必要がありそうだ。
(村上幹郎)


