重井地区へ給水始まる 奥山ダム、中庄に続き 県と市長出席し開始式

掲載号 11年04月02日号

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広島県営畑地帯総合整備事業受益地連絡協議会(村上泰通会長)は3月30日、因島重井東部生産組合ほ場で奥山ダム給水開始式を行なった。

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広島県尾道農林事業所からバブルキーが因島重井東部生産組合の村上奥夫組合長に手渡され、さっそく給水が開始された。出席した尾道市長が、「給水された水を使い県を代表する生産地として生産に励んでほしい」と、祝辞を述べた。奥山ダムの完成は09年9月。その後の昨年3月、因島中庄町への給水が始まった。今回は、それにつづくものである。

広島県は2年後の13年3月末をメドに151ヘクタールへの全面給水を計画している。現在の貯水率は51%。梅雨までに降雨が少ないと給水不足が心配される状況で、節水が求められているという。

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