県無形民俗文化財 椋浦町法楽踊り

掲載号 10年08月21日号

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村上水軍出陣の踊りが「虫追い」と「疫病払い」の盆行事として継承されている椋浦町の法楽踊りが盆の15日、行なわれた。

椋浦町の法楽踊りは昭和56年に県無形民俗文化財に指定された。平成18年には県地域文化功労者表彰を受けた。

同町法楽保存会(西本茂樹会長)の住民およそ30人が参加。新盆(あらぼん)を迎えた家の旗を持つ、浴衣姿の幼児が踊りの先頭を歩く。太刀と扇子を持つ武者姿の男子がつづく。

潮の干満の関係で今年も海岸での舞いはできなかったが、艮(うしとら)神社など各所で、「なーむあーみでーぼ」「とんだとんだ」のかけ声、鉦(かね)と太鼓が鳴り響いた。

外浦町でも100人が舞う

この日、因島外浦町でも2年に一度の法楽踊りが行なわれた。同町町内会(笹野武宏会長)が主催し、子ども会、老人会など町民およそ100人が参加した。

当日の様子(marbleR3撮影)

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