醒泉小太鼓の絆 京都と島の交流 110人が熱演
掲載号 10年05月15日号
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京都市立醒泉(せいせん)小学校を迎え、しまなみ海道の小中学生が和太鼓で交流する第22回子ども太鼓交流会が12日、因島市民会館で行われた。演奏者は6団体、110人。会場では約400人の聴衆が聞き入った。
喜多浦八幡子供太鼓(今治市伯方町)、田熊小水軍太鼓、島鼓美(瀬戸田町)、西浦こども水軍太鼓、因島南中水軍太鼓が、ひごろの練習の成果を発表。
それに応えて、醒泉小6年生26人=写真上=が、20年以上ものあいだ受け継がれてきた醒泉太鼓が鳴り響いた。最後は因島村上水軍陣太鼓に合わせた全員による跳楽舞で締めくくった。
田熊小6年生 八朔使い交歓
因島市民会館での本番を前に、田熊小6年生26人と醒泉小6年26人が、児童手作りのはっさくゼリーを食べながら、交流した=写真下=。
6年生が同小水軍太鼓と「みかんの花さく丘」を披露。この歌は、校章にみかんの花を使っている同小の学校歌になっている。
全員にはっさくの葉で作ったしおりをプレゼント。町民からは、はっさくとあんせい柑が贈られた。
一昨年に田熊小が醒泉小を修学旅行で訪ねたのがきっかけで、昨年からこの交流会が始まった。9月には田熊小が修学旅行で醒泉小を訪ねる。