新会長に聞く「地道な活動で地域に根をはりたい」因島ユネスコ協会・小林善教会長

掲載号 10年05月08日号

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「地道な活動で地域に根をはりたい。これに尽きます」と、新会長としての想いを語る。因島ユネスコ協会新会長の小林善教さん(78)の青春は戦前と戦後をまたいでいる。

旧制尾道商業で2年間学び、因島高校定時制に2回生として編入し、新制高校の卒業資格を得た。郵政職員になり、中国郵政局管内の因島、三原、尾道、倉敷、水島、米子などで20年間つとめ、因島田熊町にもどってきた。その後広島市の民間会社や簡保加入者協会などを経て現在にいたっている。

平成19年にユネスコに加入。全会員が取り組むことでユネスコの力が発揮できると、メンバー全員に期待する。子どもたちにも郷土の文化に親しんでもらいたい。

7月19日ユネスコの日には記念講演会、10月には「第4回わたしの町のたからもの絵画展」を予定。世界寺子屋運動の一環として、書損はがき・使用済切手の収集をしている。

会長=小林善教▽副会長=村上富男、楢原幸伸。

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