広島県東部の衆院選

掲載号 09年09月05日号

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 政権交代の風が吹いて自民王国だった広島県が一夜にして民主王国に逆転。郵政見直し派にとって心にくしと思っていた4区の元自民党幹事長中川秀直氏が小選挙で落選して溜飲を下げた有権者も少なくない。

 福山7区では祖父の時代から81年、国政にかかわってきた「宮沢王国」の火が消えた。福山城下町に根づいていた企業や自民系市議で組織された大型選対を故喜一元首相時代から引き継いでいたが時代の流れにはかなわなかったようだ。

 一方、民主党の追い風に乗ったのは6区の国民新党亀井静香氏。自民党新人の小島敏文氏に出身地の世羅町以外では、ほぼ2―3倍の得票で11選目を決めた。しかし、比例中国の1議席を失い小選挙よりも二大政党制が進む中、比例票の行方を気にする声もあがっている。

 大荒れに荒れた今回の衆院選。嵐が頭の上を通り過ぎたような6区。僚友が議席を失い代表に就いた亀井氏にとっては党の最重要政策である郵政民営化見直しなど新しい政治舞台での戦いが始まっている。

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