尾道市政110周年・秀策記念館開館記念 市民劇団尾道テゴー座公演「本因坊秀策物語り」涙と笑い、感動の1時間30分

掲載号 09年01月17日号

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 NPO法人尾道てごう座(田島美鈴理事長)第13回公演は11日(日)午後2時から尾道駅前のしまなみ交流館テアトルシェルネで行われた。演題は後代碁聖と仰がれる因島出身で幕末の天才棋士本因坊「秀策・虎次郎ものがたり」。

 前日からの寒波は温暖な瀬戸内沿岸をすっぽり包み街行く人を震えあがらせたが、会場は開演30分前に12階は満席。楽屋裏も客席も熱気に満ち、カーテンコールを含め約1時間40分、笑いと涙と感動の一ときだった。観劇に招かれたプロ棋士関西棋院清成哲也九段の眼差しを潤おしていたからお芝居は大成功だったと評価できよう。

 登場人物も半数が初出演で、なかでも秀策の幼少年期を演じた因北小3、6年生の青木雄飛、大河君兄弟に贈られた拍手はひときわ大きかった。

 なお、同公演は7月の囲碁サミット、11月の県民文化祭への公演依頼を受けている

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