本誌創刊1000号ありがとうございます。

掲載号 09年01月17日号

前の記事:“時代的背景を紡ぐ 本因坊秀策書簡【23】御城碁不はずみに候…(その2)
次の記事: “安全パレード 田熊小で出発式

 新年元旦号で創刊1000号を迎えることができました。ひとえに読者の皆様方の温かい支えがあったからとスタッフ一同、心より感謝致しております。

 振り返ってみますと国政は中選挙区時代の自民3、社会、民社、公明各1の指定席から小選挙(定数1)に移り替わり亀井静香(自民―国民新)時代に。因島市政は平原清―楠見昭二―岡野敬一―村上和弘の四代から尾道市合併に渡る首長の建設譜を報道。

 創刊当初、亀井代議士が初当選して間もないころ因島・因北小グラウンドでソフトボール大会中にインタビューしたのが33年前。悲惨なできごとはオイルショックに続く造船業界の構造的不況の波を受け日立造船因島工場に白羽の矢を立て、新造船部門の撤退。造船城下町因島から灯が消え「島が沈む」とまでいわれた。

 日本列島はバブル景気にわいたが、因島周辺島しょ部は恩恵に浴することもなく被害も少なかった。いま、世界経済は80年ぶりの恐慌が襲っているが、その先が見えにくい年明けである。

関連書籍

E