たばこ1箱千円
掲載号 08年07月05日号
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先月末、新聞社のOB会席上でのこと。たばこ一箱が千円に値上げされても喫煙を続けるか、どうかということが話題になった。
千円に値上げすれば、九兆五千億円の税収増が期待できるということから注目を集めているテーマ。英国や米国で千円前後で売られている銘柄が日本では三百円ちょっと。日本のたばこは税が安すぎるというわけだ。
一箱千円にしたらやめる人が多いのでは…という意見には。愛煙者が3分の1になっても税収増は三兆円を超す勘定になる。「一箱千円」という具体的な値段のせいか、こんなに議論に火が付くとは思いもよらなかった。
たばこは、一日一箱程度吸っているから禁煙論者でないが、新幹線は禁煙車を利用している。吸うか、吸わないかは個人が決めればいいことだ。だからといって、周囲の人たちに迷惑かけていいわけでない。
青少年育成保護を目的に自動販売機にタスポを採用、未成年者が買えない仕組みになったので24時間利用できるようにしろという意見も出る昨今だ。