重井町の農業団地 イノシシ防護柵設置 海上自衛官が農業体験

掲載号 08年05月31日号

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 因島の重井東部生産組合(村上奥夫組合長、100世帯)は24日、自衛官の援農ボランティアを受けて農業団地へのイノシシ侵入防護柵の設置作業を行なった。


 当日は、組合員50人と海上自衛隊補給艦とわだ(山口彰二艦長)乗組員30人の共同作業になった。約1メートルの鉄柵を3.2キロにわたり張りめぐらした。

 同組合は平成19年、18ヘクタールの耕作地に対するイノシシ対策3年計画をたてて、取り組んできた。スイカ、カボチャ、ジャガイモへの被害が出ておりタバコ畑は穴を掘られ荒らされている。

 艦長の山口二等海佐は「初めての農業支援体験の隊員がほとんどで貴重な体験になった」と語った。

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