験乗宗総本山光明寺 火渡り式の春期大法会 全国から600人が参拝

掲載号 08年05月10日号

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 因島中庄町の験乗宗総本山光明寺(松浦恵観座主)の春期大法会が3日、厳かに行なわれた。境内には全国から、山伏姿の行者、信者、一般参詣者約600人が詣でた。

 本尊・祖師・先徳への報恩法要があり、採燈大護摩供と火生三昧式(火渡り式)を行なった。

 クライマックスの火生三昧式は、自分の汚れを火のなかで燃やしてしまう儀式で、行者に続いて、若い親子連れなど参詣者が次々と渡った。

 験乗宗は今年で開宗60年になる。因島中庄町の光明寺を総本山に西日本を中心にして全国に信者約7000人を有する。

 恵観座主は比叡山延暦寺での修行を経て平成3年に光明寺に移った。

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