29日朝の雪 恵方巻

掲載号 08年02月02日号

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 1月もあとわずかになった29日朝、因島の大山トンネルを出ると因北は一面雪化粧。雪道に慣れていないマイカー通勤族はひやひや運転。因南と因北では2度の温度差があるといわれるが、幸い路面の凍結はなく雪による交通事故ニュースはなかった。

 1月はいぬる。2月はにげる。3月はさる―と古くからいい伝えられる。光陰(歳月)人を待たず、矢の如し、と賢人は若者を戒める。西洋では、冬来たりなば春遠からじ―と希望を与えてくれる。東洋思想と西欧の違いと受けとめてもいいのではなかろうか。

 3日は節分。今年はたまたま日曜日に当たる。神社仏閣では園児や巫女、稚児、年男の芸能人・スポーツ選手を招いて豆まきを行なうなどイベント化してきた。その一方で、豆まきよりも恵方巻といって太巻き寿司がローソン、ファミリーマート、サークルKなどコンビニを通じ国民的習俗へと成長しつつあるという。

 江戸末期から明治にかけて大阪・船場で商売繁盛の祈願事で始まったのが恵方巻の起源らしい。

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