因島出身元同志社女子大学長の岡野久二さん瑞宝中綬章受章 30日京都で叙勲を祝う会

掲載号 07年06月09日号

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 因島田熊町西区生まれの元同志社女子大学学長、岡野久二さん(82)=京都府長岡京天神=は教育研究功労により瑞宝中綬章を受章。各会代表らが世話人になり30日午後5時半からリーガロイヤルホテル京都「春秋の間」で祝賀会を開く。

岡野久二さん

 岡野先生は田熊小―尾道商業から同志社大学文学部英文科卒後、新居浜西高の教諭などを経て同志社女子大教授―同学長、滋賀女子短期大学学長など歴任。教育研究分野をはじめ多方面で活躍。スポーツ関係では現在、同大ソフトテニス部OB会長、同志社スポーツユニオン名誉顧問、京都創政塾塾長として後輩育成に尽力。めんどう見のよい人柄で定評がある。

 卒論はアメリカ文学者でノーベル文学賞受賞のシンクレアルイス「メインストリート」だったと記憶しているが、女子大生に聞くと「誰がために鐘は鳴る」のヘミングウェイの講義を受けたと聞いた。

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