無償譲渡されたフラワーセンター 尾道市がリニューアル再出発 指定管理者公募説明会に6団体参加

掲載号 06年11月04日号

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 尾道市は県から無償譲渡された因島フラワーセンターの指定管理者公募説明会を9月31日、因島総合支所で行った。参加したのは、因島観光協会▽因島花卉園芸組合▽(株)イデオ(広島市・スーパーイズミ関連会社)▽NPO法人遊喜の会(因島重井町)▽(株)カジオカLA(尾道市高須)▽(株)吉原造園(向島町)の6団体。

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 公募申請は1日午後5時締め切りカジオカと吉原造園を除く4団体が手続きを終え、10日選定委員会による面接▽17日優秀提案者発表▽22日仮契約▽12月定例市会で決定、指定管理団体は来春4月1日リニューアルオープンを目指す。

 県立因島フラワーセンターの開園は1990年。因島重井町の県立農業試験場1万8千平方メートルをリニューアル。観光振興と離職者対策としての花卉生産農家育成による地域の活性化をもくろんだ。入園者数のピークは「しまなみ海道」が開通した99年度で30万人を超えた。その後は下降線をたどった。

 同センターの管理運営費は年間1億1千万円。赤字分は県が3分の2、市が3分の1を負担してきた。こうした状況のなか、県が出資する特殊法人見直しによる行財政改革の一環として因島市へ移管するか閉園するかという二者択一を迫った。

 県と因島市が移管協議の結論を先送りしているうちに尾道市へ編入合併。同センター問題を尾道市が引き継ぎ県から無償譲渡された条件として10年間は花公園として管理、多目的には使用しないことで落着した。尾道市は県から受けた助成金1億5千万円のうち2千45百万円をかけ管理事務所などリニューアルする。

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