砂文字短歌大会 平成18年大会 前広島歌人協会副会長・高野和子さん講演

掲載号 06年10月07日号

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 因島、瀬戸田、弓削、生名、向島などの短歌愛好家が集う砂文字短歌会(池田友幸代表)の平成18年大会が9月30日、因島日立会館で開かれ約30人が参加した。

高野和子さん 砂文字短歌大会平成18年大会

 午前には、前広島歌人協会副会長であり、歌誌「白炎」同人の高野和子さんの「詠めないときは読む」と題する講演があった。

 午後は、会員が創った自信作40首をたがいに詠みあった。会員同士が批評しあい、選者である高野さんから指導を受けた。その中から、選者賞5首、高点歌4首、特別賞1首が選ばれた。選者賞1位は次の一首。

おとこ二千七百水漬くなかりせば戦艦大和は美しきもの(山崎勝代)

 砂文字短歌会は昭和22年に誕生した。現在、三庄、田熊・土生・瀬戸田(合同)、椋浦、弓削、生名、向島に支部をもち、毎月1回の例会を開いている。

【問い合わせ】
〒722―2322尾道市因島三庄町2214-1
小林基美 電話0845-22-0344

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