2012年4月7日 / 最終更新日 : 2015年5月8日 times おかめはちもく 尾道市観光客600万人越え 島嶼部と山間部は減少 昨年、一年間に尾道を訪れた観光客は622万3000人で、2年連続600万人を超え平谷祐宏市長の顔はゆるむ。過去10年間で戦艦大和ロケセットが向島日立造船跡で公開された2006年に迫る数字を残している。 NHK朝ドラの「て […]
2012年4月7日 / 最終更新日 : 2012年4月7日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【17】十年間の調査報告 三庄町の真実(9) この連載で実母清子について3回にわたり書いた。では実父松本隆雄にとってその時代は、どのようなものであったのか。同じように「空襲の子」の立場から想いを馳せてみたい。
2012年3月31日 / 最終更新日 : 2016年9月23日 times おかめはちもく 日本のピラミッド 出雲大社 60年ぶりに改修している出雲大社の国宝・本殿が26日、報道関係者に公開され、4月中旬には作業用の素屋根撤去が始まり6月中旬に新しい本殿の偉容を表す。 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と出雲大社の宮司、千家尊紀(せんげんた […]
2012年3月31日 / 最終更新日 : 2012年3月31日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【16】十年間の調査報告 三庄町の真実(8) 因島の近現代史における最大の事件とも言える三庄への空襲の悲劇は、なぜか「因島市史」おいて一切ふれられていない。笑止千万と言わざるを得ない。
2012年3月17日 / 最終更新日 : 2012年3月17日 times おかめはちもく 継承が難しい しまなみ観光文化の維持 船便を組み込んだプランにも 春はそこまで―といいたいところだが今年の冬将軍は頑固でねばっこい。とはいえ暑さ寒さも彼岸まで。島しょ部の売り物は気候温暖と多島美etc。
2012年3月17日 / 最終更新日 : 2012年3月17日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【15】十年間の調査報告 三庄町の真実(7) 空襲調査に本格的に取り組み始めた2002年の夏、中学生のころからよく知っていた、三庄町の魚屋のおばちゃんから次のような話を聞いた。「あの日は暑かった。工場のすぐそばの防空壕のなかに寝かされている三人の兵隊の死体を見た」 […]
2012年3月10日 / 最終更新日 : 2012年3月10日 times おかめはちもく 虎ちゃん囲碁まつり 13路盤の役割 虎ちゃん囲碁まつりが27日(火)尾道市因島外浦町の本因坊秀策囲碁記念館で開かれる。秀策の幼名「虎次郎」にあやかって小中高生を対象に年1回春休み期間に尾道市囲碁のまちづくり推進協議会が開催、今回で15回目になるという。
2012年3月10日 / 最終更新日 : 2012年3月10日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【14】十年間の調査報告 三庄町の真実(6) 檀上昌也少年の三庄空襲の記憶は、私をドキリとさせる結末で終わっている。
2012年3月3日 / 最終更新日 : 2015年4月12日 times おかめはちもく 今年は大河ドラマ「平清盛」 NHK朝ドラ「てっぱん」に続いて今年は大河ドラマ「平清盛」で広島県が売り出される。その経済効果2002億円と試算する評論家もいる。 獲らぬ狸の皮算用―と、まだ捕えていない狸の革を売ったもうけの計算をして夢を見るのもわ […]
2012年2月25日 / 最終更新日 : 2017年11月15日 times Money 尾道市予算案2.4%増 因島フラワーセンター無料化 尾道市は21日、12年度当初予算案を発表し、22日から開会した市議会に提案する。一般会計で前年度比2.4%増の559億円。 基本的な考えとして、「『風格』のあるまちづくりを目指して、誠実・着実・堅実に『持続可能な行財政運 […]
2012年2月25日 / 最終更新日 : 2012年2月25日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【12】十年間の調査報告 三庄町の真実(4) 1945年(昭和20)7月28日、三庄町はどのように空襲に見舞われたのか、可能なかぎり再現したい。 アメリカ軍は、土生町から三庄町にかけて展開する日立造船因島工場と三庄分工場を、ひとつの工場として攻撃を加えた。「第2 […]
2012年2月11日 / 最終更新日 : 2012年2月11日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【11】十年間の調査報告 三庄町の真実(3) 一枚の「空襲写真」が土生の工場ではなく、わが身を襲った三庄町のものであるというまぎれもない事実は、私の内面を激しくえぐった。個人の感慨という面でもそうであり、空襲調査という面ではなおさらそうであった。
2012年2月4日 / 最終更新日 : 2015年6月11日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【10】十年間の調査報告 三庄町の真実(2) 私は昨年師走、一枚の写真をめぐっててんてこ舞いだった。日立造船因島工場への空襲のものと思い込み、公表までしたにもかかわらず、それが三庄工場への攻撃の写真であることが判明したからだ。そのことを毎日新聞(2011年12年8日 […]
2012年1月28日 / 最終更新日 : 2012年1月28日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【9】十年間の調査報告 三庄町の真実(1) 時代は大きく飛んで2011年秋、私は生まれ故郷であり、空襲被災地である三庄町神田地区にいた。ここから始まった空襲調査活動がまもなく10年目を迎えようとしている時に、この町を襲った米軍による空襲の全体像を確定的に描こうと […]
2012年1月21日 / 最終更新日 : 2012年1月21日 times おかめはちもく 北朝鮮漁船遭難と因幡の白兎 遭難絶えない日本海の冬の海。なかでも惨めなのは北朝鮮からの脱国家族たち。 古事記に登場する「因幡(いなば)の素兎(しろうさぎ)」を重ね合わせてみた。ワニをだまして背中づたいにウサギが海を渡った。騙されたと気づいたワニが腹 […]
2012年1月21日 / 最終更新日 : 2012年1月21日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【8】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(6) 幼少期の私には、空襲を受けた三庄町について重要な記憶の欠落がある。先日、三庄町で生まれ育った同世代の人物と会話していてそれを再確認した。
2012年1月14日 / 最終更新日 : 2012年1月14日 times 因島にて… 空襲の子Ⅱ【7】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(5) 父は再婚し新しい家族のもとで私は昭和29年4月、椋浦小学校に入学する。戦後の「復興」と「民主主義」で日本中に活気が溢れ、その雰囲気は小さな町にも押し寄せてきたころであろう。
2012年1月1日 / 最終更新日 : 2012年1月1日 times おかめはちもく 大河ドラマ「平清盛」におもう 東日本大震災復興にスポットがあてられるたびに直接被害のなかった西瀬戸しまなみ海道沿線の住民は心から新年を寿ぎあっていいのだろうかと後ろめたさを感じる迎春です。
2011年12月24日 / 最終更新日 : 2011年12月24日 times おかめはちもく 注目される因島南地域小学校3校統合計画の説明 2011年も押し迫り冷えびえとした寒波が襲ってきました。世情はというと今年はいろいろと憤懣多い年でした。その多くの問題が来年に先送りされ難問山積み「ハッピー・ニュー・イヤー」と心からいえそうにない。
2011年12月24日 / 最終更新日 : 2011年12月24日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【6】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(4) 一歳半ばでの別離というなかで母子はどのようにして絆を作り上げようとしたのだろうか。ときたま母が私の暮らす実家にもどってきたり、私が椋浦の母のもとを訪ねたようだ。母が実家に里帰りしたときの様子が記されている。
2011年12月17日 / 最終更新日 : 2011年12月17日 times おかめはちもく 平成大合併の落とし子「学校統廃合」 気がかりな尾道市教委の対応 平成の市町村合併特例法の恩典に乗り遅れまいと合併列車に飛び乗った。当然のことながら合併協議の約束に積み残したものもあれば切り捨てられたものもある。
2011年12月17日 / 最終更新日 : 2011年12月17日 times 因島にて… 空襲の子Ⅱ【5】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(3) 母清子が私を歌ったものがもうひとつある。私の家族は、椋浦小学校のすぐ近くの「校長住宅」に住んだが、そこで病床に臥していた母は聞こえる児童の声に、となりの町で祖父母と暮らす私を想ったのだろう。
2011年12月10日 / 最終更新日 : 2011年12月10日 times おかめはちもく 70年前の臨時ニュース 「帝国陸軍海軍は本8日未明、西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」―この臨時ニュースを聞いたのは70年前の10歳の時である。どこで聞いたか思い出せない。
2011年12月10日 / 最終更新日 : 2011年12月10日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【4】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(2) 自らが生まれ育った故郷を時代のなかで捉え直すことは、容易なことではない。空襲の調査を開始する以前の私にとって、因島は単なる生まれ故郷にしか過ぎなかった。生まれてまもなく空襲を受けて死にかけたことを知らされたのは小学生の […]
2011年12月3日 / 最終更新日 : 2011年12月3日 times おかめはちもく オフレコと沖縄メディア 「オフレコ」―一般人には耳なれない言葉。「オフ・ザ・レコード」をマスコミ用語にもじったと聞いている。公式の記者会見であれ居酒屋の非公式の発言であれ、同席する記者は録音やメモを取らないという約束。それでも報道したければ後 […]
2011年12月3日 / 最終更新日 : 2011年12月3日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【3】十年間の調査報告 時代の縮図、因島(1) 空襲の調査をつづければつづけるほど痛感したのは、因島の発展が日本の近現代史と深く結びついており、それが時代の縮図としてあるということである。
2011年11月26日 / 最終更新日 : 2011年11月26日 times おかめはちもく 孟母三遷の教え 評価される田熊教育 心をくばった教育行政を 孟母三遷の教え―(もうぼさんせんの教え=子供の教育のためによりよい環境を選ぶこと)ということわざがある。
2011年11月26日 / 最終更新日 : 2018年1月22日 times 井伏鱒二と因島 空襲の子Ⅱ【2】十年間の調査報告 井伏鱒二に出会う(2) 作家・井伏鱒二の作品で「因ノ島」という題名のものが4作あることを調べた人が、地元にいる。年代順に並べてみよう。年月日はいずれも「全集」の「解題」による。 「全集第3巻」に収録されている「因ノ島―瀬戸内の旅―」である。19 […]
2011年11月19日 / 最終更新日 : 2022年5月4日 times おかめはちもく 草戸千軒町遺跡 社会的な理由で水没 福山市の草戸稲荷前を流れる芦田川中州から発掘された中世の港町、草戸千軒町遺跡。郷土史家の村上正名氏(故人)らが携わって1961年福山市教委による発掘調査が始まった。それから50年が過ぎた。 芦田川の流れをせき止めながらの […]