尾道市が有害鳥獣解体処理施設の整備 捕獲班員の高齢化

平成の市町村合併で尾道市周辺部の人口減少が加速していることが昨年の国勢調査で分った。増えたのはイノシシなど有害鳥獣やアサリの天敵ナルトエイやチヌ、ヒトデなどの対策に手をこまねいている。

なかでもやっかいなのはウリボー(イノシシの子供)連れと出くわすと親シシが神経質になっているので「イノシシ優先」と「お通り」願うのが利口だと選択する。百キロ近い親シシが車に体当たり保険の対象にならず泣き寝入り。あとしまつを考えると待つしかない。

尾道市内で生口島に棲みついたイノシシが潮流を泳いで因島に渡り、うわさのタネになっている間に被害が出た。農作被害から人畜被害へと広がり市は今年度、有害鳥獣解体処理施設の整備に力を入れることになった。現在、市が任命する捕獲班員は7班、131人で、鳥獣を捕獲したら班員の所有地に埋めるか尾道、因島、生口の3ヵ所にある施設で解体して尾道、因島クリーンセンターで焼却処分している。班員の高齢化が悩みのタネ。

(村上幹郎)

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