淡路島で弥生前期―中期の銅鐸が出土

故司馬遼太郎先輩がよく口走っていた「神武さん(天皇)より三輪さんの方が先や―」と橿原神宮や御所(ごせ)市の人たちを後押しする弥生前期―中期と思われる古代中国で占いに使った銅鐸や農耕に使ったものも見つかったというニュース。

それも兵庫県淡路島の工事現場からである。出土したのはどこか分らないが南あわじ市の石材関連会社の砂山から古代の「銅鐸」が7個(弥生時代前期―中期)が見つかり、兵庫県教育委員会などが19日発表した。

今後、島根県加茂岩倉銅鐸発掘は数十年に一度とされている。

銅鐸は謎の多い遺物とされてきた。大半が人里離れた山の斜面や谷などに埋めてあり発掘調査でなく工事現場で偶然見つかったものが多い。このため並べ方など謎めいたものが多く今も議論が続いている。

一説には、弥生人の神聖な祭祀場が天孫民族に「否(いな)然(さ)」を迫られた出雲の大国主命は良民の平和を望んだ国譲りの条件を選び、以来、先住民の出雲王朝の屈辱が始まったとされる。

(村上幹郎)

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