験乗宗総本山光明寺 5月3日に春期大法会 全国から行者らが集う

因島市中庄町の験乗宗総本山光明寺(松浦恵観座主)の春期大法会が5月3日(月・祝日)に行われる。この日、同寺には市内外から山伏姿の行者、末寺や教会の信者、一般参詣客らが集う。地元からも多くの住民が詣でる。

行事は午前10時から開始される。午後には、採燈大護摩供(さいとうだいごまく)や火生三昧式(かしょうざんまい、火渡り式)=写真=がある。

光明寺が総本山

験乗宗は今年で開宗56周年。因島の農家の二男として生まれた松浦観舜大阿闍梨(かんしゅんあじゃり)が、宗祖である。中庄町の光明寺を総本山に広島県、愛媛県、山口県を中心に寺、院、教会を持ち、全国には約7,000人の信者がいる。修験道(しゅげんどう)を教えとし、在家にあって僧として自給自足で生きていく「半僧半俗」を基本とする。

比叡山から因島

現在の座主は松浦恵観(えかん)氏。大浜小学校―比叡山中学―同高校―大正大学をへて、比叡山延暦寺で修行。平成3年比叡山から因島の光明寺に住居を移転。格式や組織を離れて修験道をきわめる道に入る光明寺境内で一千座護摩供を奉修。発願入行から結願満行まで、毎日、六座を継続して処修。午前1時に起床、沐浴し2時間6回にわたる読経という日々の連続であったという。

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