因南中学校建設のツチ音 用地造成、交差点の改良 22年度開校に向け工事が進む

 尾道市因島南部地域の土生、三庄、田熊の3中学校を統合し新しく設置される因南中学校(仮称)は旧因島高校跡地に平成22年度4月開校に向け、関連工事が順調に進んでいる。工事は、用地造成、交差点の改良、周辺道路拡幅の三種類である。


 用地造成は2万5000平方メートル。部分的な計画変更があったものの予定通り進み、用地に隣接する道路の拡幅が完了すれば、付近の交通にも余裕ができてくる。
 この道路拡幅に伴い、生徒の登下校の円滑さを確保するための交差点の改良が必要となっている。
 実施設計案は今年度中に作成される。来年の9月市議会で承認されれば10月にも本体工事に着工することになり、22年2月末に完成、同年4月開校にこぎつけたいとしている。
 完成後の因南中学校(仮称)のイメージについて、校舎は、5823.26平方メートルの敷地に、平板かわらぶき屋根の3階建て。周辺民家への日照問題、圧迫感などへの配慮を行なう。採光、風通し、安全、利便性さらに、障害者が快適に学校生活を過ごせるよう工夫がされる。
 1階には、小学生や地域住民との交流ができる多目的室がある。2・3階に40人定員を想定した普通教室が9つ。特別支援教室、少人数習熟度別教室、図書室パソコン教室など。
 1317.68平方メートルの2階建ての体育館。平成22年度から始まる柔道・剣道必修化に対応して、50畳の武道場が2階に併設される。グラウンドも余裕がある。
 トイレや散水には井戸水や雨水を使用する。太陽光や地中熱の利用を検討している。

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