因島総合病院に小川医師着任「島だからこそ医療格差をなくしたい」離島医療への強い想いを胸に
因島総合病院(尾道市因島土生町)内科診療体制が4月1日から、新たに小川祐貴医師(33歳)=写真㊨=を迎えて強化された。
小川医師は3月末、家族(妻・5歳と2歳の娘)とともに上島町弓削にUターンしてきた。東京出身の妻結羽(ゆう)さんには「よく一緒に来てくれた」と感謝している。
弓削小学校卒業後、親元を離れて松山市の愛光中学・高等学校へ進学し、東海大学医学部を卒業した。
子供の頃から「将来は医者になるんだ」と思い始めたという。その想いは自分の成長とともに確かな目標となり、「離島医療を志す」道を歩き始めた。
大学卒業後は、東京都内の病院勤務。とりわけ東京北医療センターでは、総合診療科医として青森県六ケ所村、新潟県湯沢町などのように雪深い地域ではヘリコプターが飛べない、救急車でも2時間かかるという過酷な現状があることを体験した。沖縄県与那国島黒島では離島医療へのやりがいを学び決意を新たにした。
専門は、内科・消化器病・消化器内視鏡。愛知県の病院での内視鏡診療・ガンの早期発見の支援にも関わった。
自分の子どもの頃、時々お世話になったことがある因島総合病院が医師会病院と統合すると聞いた。それならば、せめて統合する前のタイミングで弓削に戻って、いろいろな地域で学んだことを役立てたいと強く希望するようになった。
現在、因島総合病院(月・火・木・金)と弓削秦医院(水)を担当しているが、上島町の島民がいかに因島総合病院を頼っているか身に染みて感じている。統合後の通院はどうすればいいのか?訪問診療は?悩みは尽きない。
なんとしても「島だからこそ医療格差をなくしたい」これが一番の願いだと語る。
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