因島のお好み焼き「いんおこ」文化庁100年フード認定
文化庁は3月14日、地域で長年親しまれてきた食文化を継承・発信する「100年フード」に、広島県から尾道市因島の「いんおこ(因島お好み焼き)」を認定した。今回新たに全国28道府県から50件が新たに選ばれ、認定総数は300件に達した。
「いんおこ」は、広島風お好み焼きにうどんを入れるのが特徴。造船業が盛んだった昭和30年代、働く人々の空腹を満たすために、腹持ちのよい料理として定着したとされる。今回の認定では、今後100年にわたる継承を目指す「未来部門」に分類され、福島県の「なみえ焼そば」、福岡県の「久留米焼きとり」などとともに14件が選ばれた。江戸時代以前から続く「伝統部門」には30件、明治・大正期からの「近代部門」には6件が認定された。
「いんおこ」とは?
広島県尾道市の因島で愛される歴史と深く結びつくソウルフード「いんおこ」は、うどんが入ったボリューム満点のお好み焼です。昭和30年代、造船業で働く人々のために、腹持ちの良いようにうどんが入るスタイルが定着しました。大きな鉄板で焼き上げる、熱々ふっくらとした食感が魅力です。島内には複数のお好み焼店があり、それぞれが独自の「いんおこ」を提供しています。特製ソースで炒めたうどん、キャベツ、ネギ、天かす、豚肉などを重ねて焼き上げるのが一般的ですが、のしイカやこんにゃくを加えるなど、個性豊かな味わいが楽しめます。「いんおこ」にタコなどの海産物を加え、村上海賊の旗をイメージした赤い旗を立てた「因島村上海賊焼き」も人気です。地元の人々だけでなく、観光客にも愛されています。家族や友人と「いんおこ」を囲むことは、因島ならではの貴重な体験です。因島を訪れた際は、ぜひ「いんおこ」を味わってみてください。
越智お好み焼き店の因島村上海賊焼き
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