因島高校便り2023
地域で存続する学校づくり
因島高校校長 井上学
昨年一年間、地域に支えられ学校の活性化に向けて職員一丸となって取り組んできました。その結果、全日制課程定時制課程とも入学者数は増加いたしました。
全国的に少子化が進み、広島県においても学校の統廃合について検討される中で因島高校も存続に向けた取組みを進めています。
本校全日制課程は総合学科であり、就職から進学まで幅広い生徒の進路目標に対応したカリキュラムを用意しています。
因島島内の優良企業に多くの生徒が就職している一方、進学を希望する生徒は、少人数授業による丁寧な指導により国公立大学へ何人も進学しています。
定時制課程では、「学校生活と就労の両立」を果たしながら、穏やかな雰囲気の中で学校生活を満喫しています。
学校行事で大いに盛り上がるだけでなく、昨年度は島内の中学生を招待して打ち上げ花火大会を開催しました。
探究活動では、地域の多くの方々にご協力をいただき、昨年度は探究活動に関する広島県の研究大会が開催され、今年度鳥取県で開催される研究大会では、広島県を代表して本校の取り組みを発表する予定となっています。
今後ともご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
進学・就職の進路希望に応える学校体制が魅力
因島高校PTA会長 長尾浄人
今年で二年目となりました。コロナ禍でいろいろな制約もありましたが、むしろ学んだ経験を生かしながら、安心・安全・楽しい高校生活が過ごせるように活動を進めていきたいと考えています。
本校はトレーニングルーム、天体ドーム、ICT設備、実習設備など県内でもトップクラスの充実した設備を完備し、進学から就職までそれぞれの進路に合わせた指導ができる学校です。地元因島はもちろん、島しょ部の中学生が進路先として選んでいただきたいと思います。
PTA活動紹介
- 健全育成委員会 朝の挨拶運動、校外パトロール、校内のクリーンアップ作業。
- 厚生委員会 保護者と生徒が親睦を深める。昨年に引き続きアストロツアー（天体観測）を計画。6月と10月、小中学生も参加。
- 文化広報委員会 PTA新聞「未来」の発行。本校の魅力発信。
- 進路学級委員長 一人ひとりの進路情報を得る機会を作る。各種の行事を検討中。
2年目の独り言
因島高校同窓会会長 木村修二
同窓会会長になって2年目を迎え、6月には関西支部総会に参加し、支部活動が再開されたことに喜びを感じたところです。来年の広島支部が楽しみです。
また8月、本部総会を平成13年度卒の当番回生が主体となって開催いたしました。コロナ禍であったり、豪雨災害の影響で中止したりということで、近年の当番回生の申し送りができず絆を取り戻す総会とするため、中止となっていた当番回生にも参加していただいたフレッシュな同窓会を開催することができました。
1期3年の任期の中で何もできない焦りもありますが、地域にとっても高校生にとっても、魅力ある因島でなければいけません。
先日、中学校における部活動の在り方に関する検討会の資料に休日部活動地域移行の在り方の意見交換がありましたが、先生の都合・地域の都合の意見ばかりで、生徒の思いは伝わりにくいと感じました。
社会に出てから役に立つ人間になるためには、思考力・発信力・行動力そして自己肯定力が大事になります。自分を信じ仲間と協力できる協調性をもち力強く生きていただきたいと願うばかりです。
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広島県尾道市因島重井町5800-42
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