3年ぶり大浜町の神明祭 大とんど3基勇壮に舞う

約400年の伝統を誇る因島大浜町の神明祭が5日、賑やかに行われた。コロナ禍により3年ぶりの開催となった祭りには、地元住民、出身者、近隣住民約600人が参加。

 

大浜公民館では、およそ300キロのとんど3基にそれぞれ「前進」「泰平」「飛翔」を掲げ、松・竹・梅・先祖代々のだいだいを飾り付けて、勇壮で華麗な舞を披露した。祭りの中心は、初老と還暦を迎えた人。昨年と一昨年の初老の人も加わった。

因島イメージキャラクターのはっさくんとともに因島はっさくの曲「はっさくさくじつ(839-81)」に合わせた踊りも披露され、「炭坑節」「因島音頭」の曲にあわせて約100人がはっぴを着て輪になって踊った。

今年は当舎(とうや)回りは中止となったが、とんどを各区に持ち帰り、正月飾りとともに燃やして「無病息災」を祈った。

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