【投稿】小学校統合に想う 学校統廃合に関する所感(4)

もちろん耐震化があったにこしたことはないのですが、もともと自然災害の少ない因島にとって全国一律の耐震化による統合の強要は無用と思います。それでも耐震化にこだわるのなら自分の家の状態と対比すればよいのです。

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田熊小学校門に建つロダンは何を考えているだろう。

一人当りの教育費90万円

3月25日の朝日新聞の紙面には「子ども半減どんな学校」というタイトルの記事が出ています。

それにはミニ学校も選択肢、地域の核残す試みとあり、そして義務教育モデル研究とあります。

これは地域住民の学校存続への強い願いを文科省も考慮をせざるをえず、所轄する国立教育政策研究所で「人口減少社会における学校教育の在り方の調査研究プロジェクト」をこの4月に立ち上げる、と書いてありました。

そしていろいろな試案・データが書いてあり参考になります。

内容は30年前と比べ小中学生は4割減ったが教師の数5%減にとどまっている。

国と地方自治体が支出する小学生一人あたりの教育費は09年度では約91万円で30年前の2・2倍です。

これだけ見ると驚きますが、ここ10年教育費は90万円前後で推移しています。

教育費の内訳は、人件費が75%、建築費5%、管理費5%などです。

そこには模索される具体的なミニ学校のイメージはこのように書かれています。

まず小中一体型の学校を模索している。これにより校長・教頭はまず一人ずつ減らせます。

学年の垣根はなくし習熟度に応じて飛び級を可能にし、音楽や美術を芸術科にまとめ全学年の共通授業とし、大人数が必要な体育は隣の学校と合同で行う。

帰宅後パソコンを使った通信教育などなどとある。

そして人口が現在の半分程度の明治・大正期の教育を参考に柔軟発想で挑むとしている。

田中伸幸(因島田熊町)

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