因島総合病院だより【27】「糖尿病」早期受診、早期治療を

「糖尿病」早期受診、早期治療を

薬剤師 光永妙恵子

 

因島総合病院の薬剤部では、安全かつ適正な薬物療法の推進に努め、薬剤指導を通して患者さまに合わせた支援をめざしています。

今回は、前回の栄養科に続き「糖尿病」についてお話しします。

国内の「糖尿病が強く疑われる人」は約1,000万人と推定されていますが、中には現在治療を受けていない人もおられ、放置していると「合併症」と呼ばれるさまざまな病気や身体の障害が現れます。まずは健診を受け、健診で血糖値が高く「要治療」と判定された場合は医療機関で受診や治療を受けることが重要です。

食事などでブドウ糖が血液の中に入ってくると血糖値は高くなりますが、最高値でも140㎎/dlくらいです。血糖値がこれよりも高い状態が続いている状態が「糖尿病」です。糖尿病と診断されると、まずは食事療法、運動療法を行うのが基本ですが、改善されなければ薬物療法を追加して行います。薬剤師として処方内容の確認、副作用の確認、服薬指導、他のスタッフとの情報共有を行い、治療が安全に継続できるように、私たち薬剤師がお手伝いしています。

また、退院後の薬の管理が難しい場合も多く、患者さまの状況に合わせて、服用剤数を減らしたり、用法の変更、一包化、お薬カレンダーの利用、患者さまへの薬物療法の理解、意欲を高める支援を行うことも薬剤師の重要な仕事です。

薬は指示どおりに服用しないと、薬の効果が減弱したり、強く出すぎたり、副作用が出る場合もありますので、用法を守るようにしましょう。

また、入院時に持参された薬を確認していますが、たくさんの薬を持参される場合も多く見らます。お薬手帳で薬の重複や飲み合わせをチェックすることができます。病院や薬局ごとに別々のお薬手帳を持っておられる場合もありますが、一冊にまとめるようにしましょう。当院では、「はっさくん」や「かみりん」のオリジナルのお薬手帳カバーも作成しています。ご希望の方は、地域連携室へお声掛けください。


因島病院薬剤部スタッフ

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