花見の春駆け抜けた県議選 現職、松浦氏五期連続当選

投票総数 18180票 投票率 77.7%(11時15分確定)
  有効 17956票 無効   224票
  当選  9724票 松浦幸男(60)自民現
      8732票 岡野敬一(51)無所属新


後半追い上げた松浦陣営 功をそうした組織ぐるみ選挙
 平成15年の統一地方選挙の前哨戦「県議会選挙」は12日因島市19投票所で行われ午後9時から土生小学校体育館で即日開票の結果、午後11時ごろ当落が判明した。
 その結果、接戦を制した現職の松浦幸男(60)=中庄町が五期目の当選を果たした。
 中庄町の松浦選挙事務所は夕刻より支持者が集まり10時からの開票速報に一喜一憂していたが当選確実の一報があるとどよめきが起こり万歳、万歳の喜びの声があがった。
 8年ぶりの県議選は組織づくりに手間どり不安の連続だった。しかし県議4期16年の力をフルに活用、自民党前政調会長の亀井静香代議士や亀井郁夫参議院議員、能勢和子前代議士らも応援に訪れた。
 終盤になって日立造船、内海造船関連企業も松浦支援を前面に打ち出し盛り上がりをみせた。その半面で上滑りを懸念する声もあったが支持者の危機感で陣営を建て直した。
 支持者を前に松浦氏は当選の弁を次のように語った。
 「4期の実績を高く評価してもらえた。激動の時代の今後の4年間の私の思いが多くのかたがたにご理解いただけたものと思います。今回の選挙はいろいろな幅広い支持をいただいた。県や市の行政の中に民間の発想を取り入れ、生かした行政改革が必要だと思う。広島県の産業振興に努力したい。」
力つきた草の根選挙に限界 岡野敬一氏敗戦の弁
 午後10時45分選挙事務所に姿を現した岡野敬一氏(51)=田熊町は「非常に残念な結果です。自分の力不足でした。」と敗戦の弁を述べた。
 記者団の次回についてどのような道を選ぶのか―の質問に対し今は何も考えていないと答え早々と事務所を後に市内の各事務所への挨拶まわりに出かけた。
 支持者らも同席しないで候補者だけの記者会見だった。
 岡野氏は3期12年間という因島市長時代の支持者の掘り起こしに奔走、草の根選挙で現職4期の松浦候補に挑戦。民主党の柳田稔代議士、自由党佐藤公治代議士らの応援もあったが4年間のブランクで、あと一歩及ばなかった

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