囲碁とペタンクで地元に貢献 村上孝治さん(因島田熊町)

「笑顔で上機嫌でいなさい」をモットーに、村上孝治さん(因島田熊町在住・72歳)は田熊公民館、因島図書館、因島高校囲碁部で長年囲碁を指導している。

また、フランス発祥のスポーツである「ペタンク」の推奨と指導を「因島ペタンククラブ『コパン』」を結成しその代表としても活躍している。12月にはコパンカップ広島県大会を準備している。50チーム150人が集うという(12月10日、旧田熊小学校上グラウンド)。

60歳で尾道消防署を定年退職した後、因島外浦町にある本因坊秀策記念館副館長として囲碁の普及と指導に努めてきた。囲碁の腕前は自称5段。因島高校囲碁部には教え子の箱崎翔太君(4段)がいる。

しかし67歳の年、ステージ4の胃がんが見つかり胃の4分の3を摘出する手術を受け今も術後観察期間中。身長175cm体重80kgの体は今では60kgまでやせた。

これを機に本因坊囲碁記念館副館長を退き、地域での囲碁愛好家や小中高生への指導に専念している。

術後の経過は「5年で7回死に損なった」と笑いながら言う。胃を切り取ったことにより腸閉塞に6回も繰り返し悩まされている。でも今では再発は仕方がないこと、宿命だと考えることにしている。

村上さんは辿り着いた境地を次のように元気よく話す。「50~60歳頃まではつらくてしんどい時期だった。古稀(こき)まで生きたら楽しくて仕方がない。只今絶好調!」。

近現代史や宇宙の不思議にも大いに関心がある。村上さんのご健康とご活躍をお祈りいたします。

第44回尾道市ペタンク大会の2位リーグで優勝した村上孝治さん率いる「コパン」チーム。

村上孝治さんが指導している因島高校囲碁部メンバー。中央㊨の賞状を持っているのが箱崎翔太君。

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