因島商工会議所 合併後初の新年互礼会 獅子舞で招福悪魔払い

因島商工会議所2007年新年互礼会は10日午後5時30分から因島土生町の日立会館5階で地元政治経済界94人が参加、新尾道市建設に力を合わせ躍進することを誓いあった。

主催者を代表してあいさつに立った村上祐司因島商工会議所会頭は、二極化した都市と地方の格差を強調。平成の大合併で歴史文化、習慣の違いにとまどいながらも1年を経過した。この間、内海造船が日立造船因島工場で20年ぶりという大型新造船を建造、進水するなど明るい材料で活気をとりもどしてきた。

近世因島はもともと物造り、製造業を育んできた島で、その復活はよろこばしいことである。さらには本因坊秀策生家復元、囲碁資料館建設をはじめフラワーセンターリニューアルなど観光面での行政との協力が欠かせません。学校教育、福祉問題なども含め住みよい働きやすい因島を目指したい。

目の前に統一地方選挙が迫っているが、経済界としては安定した政治を望んでいる。県議選を皮切りに市長、市議選と続きます。市長さんも、いずれ表明されるのではないかと思っています―と結び、会場から拍手が沸いた。

つづいて登壇した亀田市長=写真。新生尾道市は工業都市として発展しており工業製品出荷高においては三原市より多く、尾道経済はまちがいなく安定していることを強調。

観光面では瀬戸内の多島美を象徴する比類ない景観や豊かな歴史遺産などブランドイメージとして高い評価を得ている。芸術文化にお金をかけているわけではない。もともと私(亀田市長)は経済人なので会社経営の発想を活かした市政運営に努め、世界遺産登録にふさわしいまちづくりを基本に工業都市としての発展に寄与したい―と祝辞を述べた。

来賓紹介のあと松浦幸男県議の乾杯の音頭で懇親会に移り、いんのしま獅子舞保存会のアトラクションで招福悪魔払い、よい年であることを祈った。

(村上幹郎)

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