第30回因島水軍まつり 4年ぶり威勢よく開催

エイエイオーの勝鬨をあげる柏原功実行委員長㊥。両端の姫役は尾道観光親善大使で因島出身の峯松紗英さん㊧と末通百音さん㊨。

第30回を迎えた「因島水軍まつり」が8月26・27日、尾道市因島大浜町のアメニティ公園としまなみビーチを主会場に4年ぶりに開催された。2日間の人出は、およそ6万2,000人。猛暑にもかかわらず盛り上がりをみせ因島の夏のフィナーレを飾った。

島火まつり 一尺玉花火に歓声

初日は「島まつり」と「火まつり」が合同開催された。

16時すぎ、因島各地の城から鎧・兜をまとった武者たちが会場に終結。

18時、ほら貝の音を合図に「であい夢太鼓」「馬神太鼓保存会」「因島南中学校水軍太鼓」と演奏が続いた。村上海賊御大将・村上吉充に扮した柏原功(いさお)実行委員長は、まつりの開会を宣言。戦勝を祝って跳楽舞(ちょうらくまい)が披露された。

19時、火入れの儀、因島村上水軍陣太鼓の勇壮で力強いリズムが響きわたる。そして燃え盛る2本の大松明(おおたいまつ)が登場。今年の還暦・厄年の有志に加え参加希望者が担ぎ手となり観客で埋め尽くした砂浜を練りまわした。

20時、村上水軍本隊・全軍が入陣。戦国陣形披露などまつりは最高潮に達した。

20時30分、大筒(おおづつ)花火。因島商工会議所創立70周年記念事業で因島史上最大の一尺玉花火(5発)が夜空を彩り歓声で沸いた。

写真提供・因島水軍まつり実行委員会

海まつり U18が2連覇

小早レース「レディースの部」決勝。婆娑羅(ばさら)が優勝。写真提供・因島水軍まつり実行委員会

翌日2日目は「海まつり」。村上海賊の伝令船を再現した「小早」レースでは灼熱の砂浜に39チーム約800人が集い熱戦を繰り広げた。
櫂(かい)のこぎ手14人と舵(かじ)取り船頭、太鼓の16人が乗り込み約1㎞のコースを4部門に分かれて競った。

一般の部決勝レースではU18(アンダー18、因島高校卒業生チーム)が2連覇を達成。舵が折れたため完漕を断念した「チームMANDA」は、大会規定により6位となった。

レース結果は次の通り。

【小学生の部】①パイレーツ・オブ因北Ⅰ②因南魂③パイレーツ・オブ因北Ⅱ。

【中学生の部】①因島南中天~波闘乱舞~②一笑入魂B③一笑入魂A④因島南中地⑤因島南中人。

【レディースの部】①婆娑羅(ばさら)②チームMANDA③一笑千金(因島高校女子)④子ねずみ。

【一般の部】①U18②島人(しまんちゅう)③尾道市消防局にこらす④ジャパンマリンユナイテッド海坊主⑤田熊火消屋⑥チームMANDA⑦子(ねずみ)⑧権兵衛⑨小覇王⑩シンチャオサンワ⑪因島鉄工グループ⑫ゑべすや⑬内海造船SALUDⅢ⑭アイメックスREV魂⑮ジャパンマリンユナイテッド山坊主⑯HIRO⑯株式会社三和ドック⑱アイメックスフェニックス⑱もみじバンカーズ⑳一枚岩㉑内海造船新入社員チーム㉑ケンシン㉓THEていじぃ(因島高校定時制)㉓MAEBA㉕オービーパワー㉕ひろぎん水軍パワーズ㉗因の島ガス株式会社。

一般の部優勝はU18(アンダー18、因島高校OBチーム)が二連覇を達成。

[ PR ]因島で家の解体のことなら「吾城」へ

当社には家の解体専門の部署があり、お客様のご希望に合わせた、よりよい施工内容をご相談・ご提案させていただいています。

空き家になった時のそのままの状態で、家具や食器、衣類などの処分から、解体後の用途に応じて砂利敷きや、アスファルト舗装等の工事までを一貫して施工します。

丁寧かつ迅速な施工で、因島はもとより島嶼部や尾道近郊においても、幅広く、ご好評いただいております。

【対応住宅】
木造住宅 / RC鉄骨 / 軽量鉄骨住宅 / アパート / 工場 / マンション

【お問い合わせ】
有限会社 吾城(ごじょう)
広島県尾道市因島重井町5800-42
TEL0845-26-2282