【10/13・14】150年を迎えた中庄八幡宮奉納相撲 元関脇安芸乃島が因島に

尾道市因島中庄町の中庄八幡宮永代奉納相撲(第34代碇山康永頭取)が今年で150年を迎えて、「百五十年祭」が10月13・14日、盛大に行われ、大相撲の髙田川親方(元関脇・安芸乃島)が2日間参加する。

10月13日(土)午後2時30分芸予文化情報センターで、髙田川親方が記念講演を行う。

10月14日(日)午前8時45分中庄八幡宮土俵において、奉納相撲が行われる。髙田川親方の土俵挨拶、土俵祭、中学生相撲、小学生相撲、一般とつづく。

髙田川親方略歴 元関脇安芸乃島。昭和42年(1967)3月16日生れ。東広島市安芸津町出身。生涯戦歴822勝757敗78休。殊勲賞7回、敢闘賞8回、技能賞4回。金星16個。三賞19、金星16個は未だ破られていない。平成15年(2003)5月場所で引退し、平成21年(2009)9月、髙田川部屋を興し、幕内の竜電、輝を筆頭に多くの若手力士を育てている。

小学生時代に中庄奉納相に出場した髙田川親方

東広島市安芸津町出身の親方は小学校高学年時代の昭和53年(1978)頃に中庄奉納相撲に出場した経験がある。小学校高学年の髙田川親方(元安芸乃島)と対戦した因島中庄町在住の藤堂数幸さん(62)に当時の話を聞いた。藤堂さんは因島相撲同好会の現役メンバーである。

「当時自分は23歳のころで、中庄青年団の一員だった。体格がよく強いと評判の小学生(元安芸乃島)と対戦した。もちろん自分が勝ったよ。中学生になっても彼は参加していたような気がする。」

写真右側の行司が藤堂数幸さん

150年を迎えた中庄八幡宮奉納相撲

中庄奉納相撲は明治2年(1869)に始まり、途絶えることなく続いてきた。主催者の中庄相撲協会は訴える。

「明治2年より地域の方に支えられています。第二次大戦中、多くの青年が出兵し、開催が危ぶまれた時代には、小学生・中学生が力士として奉納相撲をまもりました。この度、150年を迎えます。このまちには、守るべき文化がある。伝えたい伝統がある。」

昭和30年(1955)頃の中庄奉納相撲

第34代碇山康永頭取は次の抱負を語った。

「技術の進歩によって人と人、国と国が即座につながります。そうした現代だからこそ時代を超えて地域の文化を継承し、歴史を繋ぐことの大切さを子供達に残したい。」

第34代碇山康永頭取

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