14日中庄八幡奉納相撲 午前中はわんぱく豆力士 午後は学生・一般取組み

 140年以上の伝統を持つ尾道市中庄町の熊箇原八幡神社秋祭大祭典奉納相撲が14日午前8時30分から、同境内土俵で開かれる。神事と土俵入りのあと同9時30分から子ども相撲、午後12時30分から、学生・一般の取組みがある。


 今年の注目の的は、「わんぱく相撲全国大会」で137人中ベスト32位になり角界入りをめざす土生小6年の谷中尚君である。子ども相撲ではなく一般の部への出場が予定されている。
 出場選手は9月27日から連日、境内土俵での練習に気合が入る。四股、すり足、押し、申し合せ、股割りなど練習に汗を流す。谷中君の出場効果もあり、日を追うごとに力がこもり活気づいている。
 出場予定チームは次の通り。
 広島大相撲部▽尾道市消防所=尾道・瀬戸田・因島の3チーム▽中庄消防団▽因島相撲同好会▽因島警察署▽因島青年会議所▽竹原市チーム▽大川道場(竹原市)など地元チームが大会の中心になる。子ども相撲は、因北小、因北中を中心に約100人が出場する。
 奉納相撲の元締めである第30代頭取碇山(いかりやま)明彦氏は、「奉納相撲の格式と伝統を守り、広げて行きたい」と抱負を語った。

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