亀井静香新年互礼会 意気軒昂と国政報告 アベノミクスを批判

亀井静香衆議院議員の後援会新年互礼会が1日、芸予文化情報センターで行われ、支持者ら300人が出席した。

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後援会を代表して楠見昭二相談役が挨拶。つづいて来賓として平谷祐宏尾道市長、松浦幸男県議会議員、佐藤公治前参議院議員が祝辞を述べた。


亀井氏は冒頭、同氏の後援会が因島において最初に発足したことを感慨深げに紹介した。

講演の中心は、安倍政権とアベノミクスへの批判におかれた。

「アベノミクスは円安と株高だけで、実体経済が良くなっているわけではない円安の利益を得ているのは一部の企業だけで、経済の空洞化がいっそう進行している」。

さらに民主党政権から安倍政権になり、事態が逆もどりしていると指摘。

「金は東京にだけに流れていき、強者だけ生き残っていく。それが新自由主義だ」。

「それに加えて消費税が今年4月に8%、さらに10%へと増税されようとしている」。

「国民は選挙の時に意思表示しなくてはいけない。長いものにまかれろの時代決起しなくてはならない」

東京都知事選情勢にもふれて、脱原発の主張を展開した。

「この地球は文明の反逆を受けている。電力会社の金の力にどっぷりとつかったこの日本。へたをすると国がつぶれるかもしれない」と指摘した。

さらに日中戦争すら想起させる外交問題を紹介し、「戦争をしないで幸せにどう暮らしていくか。そうすることが政治の知恵ではないか」と強調した。

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