因島洲江町在住の認知症サポーターキャラバンメイト川原マリコさんが全国表彰を受けた。

認知症である家族をもつ立場を理解し、1年間で22回の講座を行い、数多くの小学校、中学校、高校や地域住民に向けて認知症サポーター養成に尽力してきたことが評価された。

2月2日東京で開催された表彰と報告会では、住民部門代表の一人として感謝状が贈られた。

川原マリコさんは、認知症サポーター養成講座の講師を務めるなど指導者であるとともに、寸劇では認知症の「おばあちゃん」役を熱演する。その迫真の演技に自ら涙が出るほど。父母の介護の経験が今生きていると、しみじみ感じるという。

「自分が元気な間に、一人でも多くの人に認知症を知ってもらうために頑張りたい」と語る。

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