体操の田頭剛選手に聞く「社会人として世界めざす」

昨年、ケガを克服して全日本選手権・跳馬3位に返り咲いた因島高校OBの田頭剛選手(順大4年)。いよいよ今年は社会人として世界をめざす。2日、因島高校体操部の初練習に参加した同選手に新春の抱負を聞いた。

田頭剛選手

―昨年はどういう年でしたか。

本当に悔しかったです。4月の全日本個人総合でケガをし、世界選手権出場に挑戦できなかったこと。さらに11月、ケガが治り全日本の跳馬で、予選を1位で通過しながらミスで優勝をのがしてしまった。

こうしたなかで、自分の進路を真剣に考えました。8月の全日本学生選手権跳馬で優勝し、全日本で3位になったことが自信につながり、卒業しても社会人として世界をめざそうと決心できました。

―その自信とは。

まだまだやれると思いました。自分の身体能力と実力は、伸びる可能性があると感じました。跳馬の全日本チャンピオン奪還をめざします。そのチャンスは今しかないじゃないですか。

―卒業して競技生活をつづける人は多いのですか。

ほとんど引退します。就職のこともあるし、身体的にも学生時代にピークを迎える場合が多いという事情があります。

―今年の大会はどうなっていますか。

まず4月全日本個人総合選手権大会に出場します。これは全種目での高得点が求められます。できばえの完成度はもちろん、全体的により濃い演技内容にするための技の練習に励んでいるところです。

昨年と同じ力では勝てません。まずは予選突破をめざします。

―これは、ケガをした因縁の大会ですね。

そうです。この大会で12位以内の成績をおさめナショナルチーム入りをすることが目標です。そうなれば次は6月のNHK杯です。

9月には社会人として初めての全日本社会人選手権大会にのぞみます。ここで選ばれると、全日本選手権です。一年間大事に戦い抜き、実績を残して世界をめざします。

―あらためて体操への想いをお聞きしたい。

6歳から体操をはじめました。じっとしていられない子どもでした。場所さえあれば逆立ちやでんぐり返しをしたり、学校の鉄棒あそびが好きでした。そうした自分を表現できるのが体操競技でした。

ジュニア時代のライバルは、今もこれからもライバルです。今の自分があるのは体操のおかげ。身体、精神、人間関係、進路などすべてが体操により成り立っています。いくつかの迷いもあったが、体操をつづけてきてよかったと思います。

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