全日本社会人体操40歳代1位 三原高 濱田佳宏教諭(中庄)

 第41回全日本社会人体操競技選手権大会男子2部(14・15日、福井県)の40歳代の部で、田頭剛選手の因島高校時代の恩師である濱田佳宏教諭(三原高)=写真左=は、6種目個人総合で第1位になった。得点は、ゆか9.3、あん馬9.25、つり輪9.65、跳馬9.45、平行棒9.35鉄棒9.2、合計56.2。


 また20歳代から40歳代の因島高卒業生を中心にした因島体操クラブが、団体戦に出場し健闘した。21年連続の出場である。
 濱田教諭らは、体操競技を通しての生涯体育活動をめざしている。これは、同時に体操因島の歴史でもあり、この環境のもとで次々と全国レベルの選手を輩出してきた。
 先駆者となったのは因島高の東功教諭で全日本社会人第2部個人総合(40歳代)で優勝経験を持つ。東教諭の後姿を見て育ったのが濱田教諭。教職につき高校生を指導しながら全日本社会人大会に出場してきた。
 「幼児から体操をつづけてきた中学校2年の息子が成長し、同じ社会人大会に親子で出場することを楽しみにしている」と語る。

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