閉校の理由が分らない 田熊小学校存続運動始まる

因島田熊町の住民有志が声をあげた「田熊小学校の存続を求める会」(藤原繁広代表)は、同校の閉校中止を求める署名運動を16日から始めた。

同会は百余年の伝統を受け継ぐ”田熊教育”に誇りを抱いている町民から「なぜ、この時期に田熊小を閉校、通学路の不便な土生町の因島高校跡に行くのか理解できない。20億円も投資する建設費の無駄遣い、保護者の教育費負担増などデメリットが多い」などの理由から急きょ設置された。


そこで、一歩踏み出して幼小中(12年間)一貫教育を目指す「因南学園=仮称」創設の見直しを申し出よう―と意見が盛りあがった。

因南中学3校については、すでに統廃合が決っているので小学校を閉校しないで存続する町民の願いを訴える。田熊町民約4千人から3千人の署名を募り、請願書に添付して2月5日までに当局に提出する。

これに対し市教委は、昨年1月から因島の各種団体に説明、賛同を得たと言う。だが、町民側は「一部の役員だけで一般住民はカヤの外だった」と憤懣やるかたない。関係団体役員や市会議員らは温度差はあるものの「今になって反対運動とは・・・」と、戸惑いを隠せないが、署名運動は日ごとに大きなうねりとなっている。

なお、児童数の減少で複式学級になっていた大浜小学校28人は今年4月から閉校、スクールバスで因北小学校に通うことになる。

落ち葉とたわむれながら下校する田熊小児童たち

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