【高校受験案内】因島高校 着実に進む進路実績 地域での評価高まる
因島高校古川正徳校長は、現在の高校の現状について次のように語る。「生徒はそれをめざして入学しているわけではないが、本校が総合学科であることで、色々できていることがあります。島内から安心して通える学校にする考えです」。
生徒と保護者も、地元の学校から自らめざす進路の実現を願っている。幅広い進路希望と様々な学力の生徒への柔軟な対応が求められている。そのためには総合学科のシステムが最良であるという。
まず幅広い教科の選択ができる。さらに、総合学科ならではの教員の増員があり、それが「少人数授業」に生かされている。卒業時には、どの生徒も「因島高校にきて良かった」と思えるようにしていきたいと願う。
こうした努力が実り今年度は、数年ぶりに定員を大きく上回る受験者が集まったことに高校側は自信を強めている。
平成22年度の進路状況は次のとおり。
4年生大学の合格者はのべ44人。そのうち国公立は8大学14人。室蘭工業大1、鳥取大1、島根大1、愛媛大2、県立広島大5、尾道大2、福山市立大1、高知工科大1。
私立大学は21大学30人。大谷大1、同志社大1、大阪産業大1、摂南大1、神戸学院大2、甲南大1、関西学院大1、倉敷芸術科学大1、岡山理科大3、吉備国際大1、広島工業大1、広島修道大2、安田女子大3、広島経済大4、広島女学院大1、広島文教女子大1、広島国際学院大1、広島国際大1、比治山大1、福山大1、福山平成大1。
短期大学は8大学10人。
専門学校は医療・看護系をはじめ31校48人。就職は15社19人。地元の造船業をはじめ100%達成した。
昨年からの瀬戸田高校との小規模連携授業が軌道にのってきた。クラブ活動も運動部、文化部とも活発である。
定時制の役割り
芸予の島しょ部で唯一の定時制の独自的役割りが注目されている。入学時から保育士、介護士、看護士、コンピュータなど専門学校をめざす生徒がいる。
さまざまな事情から入学した生徒が、定時制の少人数教育という環境のもとで再出発する姿が見られる。
地域住民が入学できる聴講生制度が好評。部活動が活発で、8月の全国大会で400メートルリレーに県チームの一人として出場し、3位の成績を残した。
11月定時制文化祭での陶芸作品
因島高校生 受賞相次ぐ
因島高校生の受賞が相次いでいる。「平成23年度『ひろしま教育の日』メッセージ」で、今岡美羽さんが入選。作品「学びの芽 努力の土と 夢の水」。
第3回県高校生技能オリンピック電気溶接部門で檀上雅也君が入選。平成23年度高校生ものづくりコンテスト中国大会県予選・溶接作業部門で沖舞也君が優秀賞。
中国新聞「みんなの新聞コンクール」新聞感想文部門で秋燁俊君が販売所連合会賞、新聞切り抜き作品部門で利守春華さんが佳作。
濱田選手が2大会優勝
因島高校体操部の濱田雄基選手が、11月に行なわれた2大会でいずれも優勝した。県新人戦と県ジュニア選手権で個人総合優勝をとげた。
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